ニッサン GT-R(メテオフレークブラックパール)
長野県からお越しのH様
モータースポーツの最高峰モデル。
そしてマイナーチェンジ後は独創的なエクステリアデザインに空力性能向上アイテムを織り込みながら安定感と迫力を向上させ、インテリアはよりスポーティなものとした。NISSAN
GT-Rのご入庫です。
ここの所、県外からのお問い合わせも増えてきておりますが、長野県からのお越しという事で遠方から当店をご指名頂きまして誠に有難うございました。
カラーはこちらもマイナーチェンジ後に新色として加わった特別塗装色・メテオフレークブラックパールになります。
GT-R発売当初の漆黒のスーパーブラックも魅力的なカラーではありましたが、
こちらのカラーもGT-Rの堂々たるその姿をキメ細かなパールの粒子が鮮やかに照らし、ついつい見惚れてしまう、そんな1台ではないかと思います。
距離数は1万キロ程度の状態ではありましたがボンネット、ルーフ部などには残念ながらイオンデポジット、ウォータースポットによるシミの影響に、ボディ全体に洗車傷などの小傷が付着しておりました。
今回施工のお車のように一部日産車に採用されているスクラッチシールドと呼ばれる特殊な軟質樹脂を配合したクリア塗装は傷を復元するという特徴がありますが、
当店にご来店頂くスクラッチシールド車はいずれも小傷やシミにお困りのケースが多い状態です。
傷を復元するというのは軽度なレベル。という認識の元、作業を進めていきますが、スクラッチシールド車は一度痛んでしまった塗装面を整えるのに時間と技術を要します。
当店の高度下地処理技術「Revolt adjust system(リボルト
アジャスト
システム)」はスクラッチシールドにも対応した研磨技術となり、作業に至っては通常通りとなりますが約1週間のお預りにてじっくりと仕上げさせて頂きました。
この下地処理技術は塗装に負担をかけない独自の研磨技術になります。
ボンネット、フェンダー、ドアパネルと徐々に輝きを取り戻していく姿を堪能できる瞬間がこの仕事の醍醐味ですね。
下記写真のLED蛍光灯まわりにプツプツとしたシミ跡が見えるかと思いますが
こういったシミがボディ上部にはびっしり・・・といった状態でした。
艶やかな姿に再生されたあとは
こちらもリボルトグループ独自の高濃度・低分子完全硬化型ガラスコーティング剤「リボルト・プロ」にてがっちりとコートを施します。
低分子構造により緻密な塗装面にしっかりと定着し、被膜はただ硬いだけではなく、ストレスに強いしなやかな被膜を形成するため、ひび割れなどのクラックの発生はありません。
コーティングは艶と光沢を兼ね備えた、他を圧倒する王者GT-Rの名にふさわしい仕上がりに達したのではないかと思います。
今後はセオリー通りの洗車をして頂ければ、長期間に渡りこの艶と輝きが維持できると思います。
この度は、ご用命頂きまして誠にありがとうございました。
- 施工時期:
- 2013年8月
- 施工内容:
- リボルト・プロ