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ポルシェ ケイマンGT4

静岡県駿東郡長泉町からお越しのT様
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油断大敵。
ポルシェ・ケイマンGT4のご入庫、コーティング施工のご紹介です。

レーシングイエローの鮮やかなカラーが眩しい1台。
こちらのオーナー様とは長いご縁で4~5台目くらいのご依頼になりますでしょうか。
今回、こちらのお車を中古でのご購入にあたり、
なんと!車両を見ずにご決断されたとの事。

ボディ状態の確認とリフレッシュを含めて、当店にお任せ下さいました。
いつもご利用頂き、誠にありがとうございます。

981のケイマンGT4ですので
お車としては数年経過されている状態。
作業前の簡易チェックの段階では目立つ強い染み跡がないことから、
・前オーナー様が車庫保管で大切にされていたか
・あるいは販売店様にて研磨処理が行われていたか
このどちらかである可能性があると思われました。

中古車の場合には様々なケースが考えられますので
いきなり研磨に入るのではなく、
ボディチェック・塗装の膜厚量のチェックで
どういった塗装状態であるかを見極めることが大切です。

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こちらの車両では塗装の膜厚量でパネルごとにややバラつきが確認出来ました。
少ない所で200μm、多い所では360μm程。
膜厚量に大きな開きがある際は
部分補修等の再塗装されている可能性を考慮して研磨は慎重に行っていきます。

加えて見つけた所では右側フロントドア。
まずは下記写真をご覧下さい。

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部分補修が過去に行われていたのか、
おそらくは養生部分の隙間からはクリアが入り込み、
ムラを作ってしまったものかと思われます。

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赤丸を囲っている箇所の膜厚量が、
同一パネル内で最も高い数値を出しておりましので
パネル上側を中心に修理されているものと推測しつつ
さきほどのムラの除去も同時に下地処理で美しさを引き出していきます。

いかに高級であれ、
こういったケースは珍しくありませんし、
補修塗装も人の手で行いますから、なにかしらの”名残り”
が散在していることもあります。

外の光では確認しづらい、気付かない。
そういった塗装面であっても
我々コーティング業者の目からすれば要修正箇所。

お客様にも最高の状態でお届けしたいですし、
コーティングはやはり下地処理の作り込みが重要です。
ただ磨くのではなく、
どういったアプローチ方法がこの車両にとって最適なのか。
常に考えながら作業を進めていくことが必要なんですね。

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最適な下地に整ったあとは
低分子・完全硬化型ガラスコーティング「リボルト・プロ」で
硬質なガラス被膜をガッチリと形成。
高い膜厚量を誇る艶感と優れた撥水作用による防汚性能を付加。

レーシングイエローの本来の美しさ・眩しさが際立つ1台に
仕上がったことかと思います。

今後はセオリー通りの洗車をして頂ければ、長期間に渡りこの艶と輝きが維持できると思います。
この度は、ご用命いただきまして誠にありがとうございました。


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ステッカープレゼントについてはブログをご参考下さい。
https://www.radius-revolt.com/portal/shizuoka/post:244


施工時期:
2021年12月
施工内容:
リボルト・プロホイールコーティング窓ガラス撥水加工