スバル インプレッサWRX STI
藤枝市からお越しのY様藤枝市からお越しのY様、スバル・インプレッサWRX STIのご入庫です。
オーナーのY様は前回当店にて施工しました同型GRB(黒)の状態・仕上がりを拝見され、
同じような多くのシミ、傷にお困りとの事でご相談を頂きました。
前回紹介しました車両はこちら
ボディ状態はと言いますと特にボンネット、ルーフ部の痛みがひどく
お話を伺った所、青空駐車が多いようで熱を持ちやすい濃色車にとっては過酷な状況下だったのかもしれません。
距離数は7万km近くになる事もあり、汚れ、ピッチ、タール、鉄粉の付着も多く、まずはこの汚れ落としを念入りに行っていきます。
その後は膜厚計にて塗装状態を把握致します。
こちらのお車の場合、全体的に120μm程となりましたがボンネット、ルーフ部は厚みが薄い傾向と言えました。
上記の事を踏まえつつ、まずは痛みの激しいボンネット部から下地処理をはじめます。
全体のトータルバランスや限りある塗装を確保しつつ美観を作る上でこの仕上がりの度合が左右されます。
リボルトグループ独自の施工技術である、高度下地処理技術「Revolt
adjust system(リボルト アジャスト
システム)」は最小限の膜厚の磨きで、最大限のクオリティを引き出します。
傷やシミの除去を目的に磨き過ぎてしまうと数年後、塗装の色褪せが生じてしまうおそれがありますので慎重な作業が必要となります。
今回のケースは深いキズのみを残し、小傷やシミの除去を十分に施すことが可能となりました。
施工ブログにて作業模様を紹介しております。
施工ブログ
下地処理後は低分子・完全硬化型ガラスコーティング剤「リボルト・プロ」でボディを保護します。
非常に緻密な低分子構造となった事でガラス被膜自体に厚みを持たせる事が可能となり、3μm~4μmほどのガラス被膜を形成致します。
最小限の磨きを実現する高度下地処理技術に、この「リボルト・プロ」を組み合わせる事で塗装の膜厚に厚みを持たせる事ができるためボディや塗装の保護に最適なガラスコーティングと言えます。
オーナーのY様も失われていた艶を取り戻した事に大変驚かれているご様子でした。
お引渡し時はどのお客様も笑顔で気持ちよくお帰り頂きますので私も大変うれしく思います。
今度は炎天下での作業を控え、セオリー通りの洗車をして頂ければ、長期間に渡りこの艶と輝きが維持できると思います。
この度は、ご用命いただきまして誠にありがとうございました。
- 施工時期:
- 2013年5月
- 施工内容:
- リボルト・プロホイールコーティング