ニッサン 330グロリア
静岡市からお越しのK様1975年から1979年にかけ生産された5代目となる330系、日産・グロリアのコーティング施工が完了しました。
こちらのお車は昭和50年式となりますので・・・39年前ですね。
旧車を大事に乗り続け、維持されている方にはホント頭が下がります。
こちらは過去に全塗装をされているお車になりますが、当店のコーティング技術にて今後もより長くこの状態をキープできるよう施工をさせて頂きました。
とは言え、39年前です。
錆や腐食、素材の痛み、劣化は当然発生します。
全塗装時にどこまで手を入れていたかによって塗装の質、定着度合も変わってきます。
塗装の厚みの計測もこういった場合は当てにはなりませんので、過度な磨きはご法度です。
たっぷりとお時間を頂き、慎重に作業を進めていきました。
まずは全体的に塗装がボヤけた印象がありましたので、
高度下地処理技術「Revolt adjust system(リボルト アジャスト
システム)」にて艶を引き出していきます。
この磨きの工程も旧車ともなりますとオリジナルの塗装の場合は当店では作業をお断りしております。
塗装自体にも耐久年数はありますので、1台1台状態は変化しますが経過した年数が多いほど
研磨できる範囲は少なくなると同時に塗装の硬化により固くなります。
コーティングによる研磨よりも再塗装を施した方が費用対効果が高く得られる場合もございますので、お車の状態を見ながらアドバイスさせて頂いております。
今回かなりのお時間を要しましたが、下地処理後は塗装本来の艶が顔を見せクッキリボディの完成です。
そしてこの状態を長く保てるよう、リボルトグループ独自の高濃度ガラスコーティング剤「リボルト・プロ」でしっかりと保護を致しました。
低分子構造となるこのガラスコーティング剤は緻密な塗装面にガッチリと定着し、
3μm~4μm程のたっぷりと厚みを持った強固なガラス被膜を形成します。
この厚みが下地処理にて艶を引き出した塗装にプラスαの輝き、ガラス被膜特有のしっとりとした滑らかな風合いを与えます。
37万kmの走行車であっても、直す所は直し、しっかりとメンテをしていけばまだまだ現役ですねっ。
今にないドッシリとしたルックスに、ツートンカラーと相まって輝く姿は旧車の枠を超えた存在に思えてきます。
今後はセオリー通りの洗車をして頂ければ、長期間に渡りこの艶と輝きが維持できると思います。
この度は、ご用命頂きまして誠にありがとうございました。
- 施工時期:
- 2014年1月
- 施工内容:
- リボルト・プロ窓ガラス撥水加工