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ローバー ミニ

静岡市からお越しのT様
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あなたはbmw派?それともローバー派?

クラシカルな風合いにイギリスの香り揺らめく1台。
ローバーミニのご入庫・コーティング施工が完了しました。

長きに渡り引き継いだオリジナル当初の愛くるしいルックスはいつ見ても素敵です。
そんなローバーミニですが
私が昔、整備の仕事をしていた頃、ローバーミニの純正ジャッキの使い方には正直驚きました。
「え、これどうやって使うの?」っと、頭を傾げる程、妙な作りをしているんです(笑)
ドアを開けた状態でないと使用出来なかったり、
一般的なジャッキポイントに2柱リフトで上げたりなんてしてしまったら車両の床が凹むというとんでもない事態になってしまう事も要注意ポイントです。

【ローバー ミニ ジャッキアップ】で検索してみると、解説してくれるサイトがたくさん出てきますのでご興味ある方は調べて見て下さい。


さて、こちらのミニですが、さすがに年数経過に伴い付着した汚れ・小傷・塗装の痛みと多くのダメージが見てとれました。
また、ローバーミニによく言われるボディパネルの弱さからくる錆も発生しており、洗浄と共に錆止めも散布しつつ、作業を進めていきました。

また、年数経過車は下地処理(磨き)の工程で塗装の状態・厚み(膜厚)に特に注意が必要です。
再塗装修理を過去になされている場合などは、膜厚・硬さなども変化しますので
パネルごと膜厚計測し、磨きにも調整をかけトータルバランスを引き上げていきます。

当店の高度下地処理技術 「 Revolt adjust system(リボルト アジャスト システム) 」にてじっくりと塗装にアプローチをかけ可能な限り艶を引き出していきました。

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細かな小傷は残ってしまいましたが、傷に覆われ隠れていた艶肌を取り戻す事が出来たかと思います。
安易に傷ばかり追ってしまいますと、膜厚・塗装の厚みが薄くなってしまいますので
一定のレベルで留めておく事も重要なポイントと言えます。

仕上げには高濃度・低分子完全硬化型ガラスコーティング剤「リボルト・プロ」を施しました。
低分子構造の利点は緻密な分子配列で、強固に安定した被膜を形成出来る事にあります。
安定した被膜を作り出せるという事は被膜自体に厚みを持たせる事が可能となり、
3μm~4μmほどの強固なガラス被膜がボディを覆いガッチリと保護致します。

コーティング後はガラス被膜特有のしっとりとした艶感に包まれ、愛くるしいミニを一層際立たせる事が出来たかと思います。

今後はセオリー通りの洗車をして頂ければ、長期間に渡りこの艶と輝きが維持できると思います。
この度は、ご用命頂きまして誠にありがとうございました。

施工時期:
2014年5月
施工内容:
リボルト・プロホイールコーティング