BMW M3
静岡市からお越しのS様
ブラックアルマイトモールが美観の要!
BMW・M3のご入庫、コーティング施工のご紹介です。
ソリッドのホワイトカラーが眩しいこちらのお車。
走行距離は約6万8千キロ。ご入庫当初は年式から察するに比較的良好な個体と言え、大事にお乗りになれている印象が伝わってくる1台でした。
それでもやはり、年数なりの小傷の蓄積は避けれませんので、
当店の高輝度LED照明でボディを照らした際に、浮かび上がってきた傷の多さにオーナー様が一番驚かれていました。
そうなんですね。
普段は気付かないようなダメージすらハッキリと映し出してしまう。
これが当店の「高輝度LED照明」の力です。
逆に誤魔化しが効かない環境下での施工となるので、
ついつい細かい所まで手を入れたくなってしまうのが唯一の難点でしょうか。
高度下地処理技術「Revolt adjust system(リボルト アジャスト システム)」で塗装面を整えると共に、今回ポイントとなったのは欧州車に見られる金属モールの染み除去・研磨となりました。
こちらのM3に採用されているのは、黒の塗装のようにも見えるモール。
しかしこちらも一般的なシルバーのモール同様にアルマイト加工処理をされたブラックアルマイトモールです。
表面にはプツプツと斑点のような染み跡が見られ、ホワイトボディの美観を損ねる原因となっていました。
この症状には、酸性やアルカリ性のケミカルは効果がないどころか逆に素材を痛める恐れもあります。
じっくりと研磨を施し艶を出していくわけですが、とても時間のかかる作業です。
ですが、こういったボディにアクセントを加えるパーツが美しく蘇るとボディがグッと引き締まるものです。
仕上げには、低分子・完全硬化型ガラスコーティング剤「リボルト・プロ」でたっぷりと包み込み、
ガラス被膜特有の硬質な輝きを放つ1台に仕上がりました。
欧州車のコーティング時にはアルマイト加工されたモールやルーフレール等を含めたトータルケアをしていきましょう。
今後はセオリー通りの洗車をして頂ければ、長期間に渡りこの艶と輝きが維持できると思います。
この度は、ご用命いただきまして誠にありがとうございました。
- 施工時期:
- 2016年2月
- 施工内容:
- リボルト・プロ