GALLERY 施工ギャラリー
2024.09.04
フォルクスワーゲン・パサートヴァリアント ヘッドライト研磨
こんにちは、リボルト静岡店主の櫻井です。
今回はフォルクスワーゲン・アウディのお車に代表される
「あるあるネタ」の1つをご紹介致します。
”傷んだヘッドライトを綺麗にしたい!”
と、よくお声を頂戴する中、
そのダメージ具合は車両や状態に応じて様々です。
一般的なものですと黄ばみや曇りといった表面の汚れ。
年数経過によるものですとガサガサとした表面の傷みやハードコート層の剝れ。
これらは国産車・輸入車問わずに生じてくるものになります。
が、しかし!!!!!
「黄ばみや曇りはない」
「ガサガサとした痛みもない」
”でもヘッドライトを綺麗にしたい!”
え?どういうこと?
と思ってしまう所ですが、
こういったお悩みをお持ちの場合、
高確率でフォルクスワーゲンやアウディのお車であったりします。
では、どんな状態をお客様が気にされているのかと言いますと、
まずは下記の写真をご覧下さい。
パッと見はそんなにダメージを受けていないように見えます。
元々輸入車のヘッドライトは国産車よりも
強固な作りですので、黄ばみや曇りは発生しづらい印象です。
では、どんな状態が気になっているのか。
近づいて見てみますと・・・
■細かく筋状になったシワのような物 = ”クラック・ヒビ割れ”
確かに黄ばみや曇りはなく、表面がガサガサと傷んでいる様子もありません。
お客様が気になっている正体は、
このクラック・ヒビ割れと呼ばれる無数のシワのような筋跡です。
さらにヘッドライトを照らしてみますと、気になる理由も頷けます。
ぶわぁ~っと広がった筋状の跡!
ライトを点けていない時にはさほど目立たなかったクラックが
光に照らされ、一気に浮かび上がっている様子がわかるかと思います。
そうなんです。
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フォルクスワーゲンやアウディのヘッドライトは、
この症状にお困りの方が非常に多い!
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さらに厄介なのは、
比較的新しい年式の車であっても生じやすい問題であるという事です。
ヘッドライトの製品的なものと察しますが
正直な所、上記2社の車の場合には
多少の筋跡であれば無理に研磨をして取り除いていくことはオススメしておりません。
表面の保護膜自体は非常に強固な作りとなっていますので
黄ばみや曇りは発生しにくく、
表面を守るという役割はしっかり果たしてくれます。
ですので、多少の筋跡が広がっているレベルであれば
そのまま維持していく方が結果的に良い場合があるとお伝えしております。
今回の事例のようにライトの光を隠してしまうレベルまで
症状が進行してきた際には、さすがに対処すべきかと思いますので
似たような症状にお悩みの方は一度ご相談頂ければと思います。
さて、そして今回のお車ですが、
当店が得意とするヘッドライト研磨の技術にて段階的に処理を行っていきました。
奥まで進行したクラックを除去するためには
何工程もの研磨を施す必要があります。
写真では数枚のみとなりますが、実際には5~6、多い時は7~8段階程の研磨工程を行います。
ポリッシャーを持つ手がプルプルと震えてしまうほど
硬いレンズに対してアプローチをしていくので
輸入車のクラック除去にはかなり時間を要すものとなります。
また、すべてのクラックを除去できるものではございませんので予めご了承下さい。
■ライト点灯による磨き不足の最終チェック
仕上げにはレンズ保護にコーティング被膜を加え、カーボンファイバーヒーターにて硬化を促進。
ライトを点灯させてみますと、
最初の時と比較してみてどうでしょうか??
クリアの透明度がグっと増したと思いませんか?
輸入車のヘッドライト研磨の作業はお断りされる業者も多いと耳にします。
お困りの是非一度当店にご相談下さいませ。
【車両】
フォルクスワーゲン・パサートヴァリアント
【施工内容】
■ヘッドライトコーティング
【施工店】
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