GALLERY 施工ギャラリー
2024.09.04
ホンダ・オデッセイ ヘッドライト研磨
足元をビシっと引き締めるホイール、視界をクリアにする透き通った窓ガラス。
ボディの塗装面以外のパーツが美しくなるほど、車の美観は高まるものです。
今回はそんな重要パーツのひとつ、ヘッドライトのケアをご用命頂きました。
こちらの車両は約10年近く経過されている中、
ボディ状態はお手入れが行き届いている様子で年数の経過を感じさせない程でありました。
しかしながらパーツの劣化を防ぐのは難しい所です。
ポリカーボネート樹脂のヘッドライト表面には保護膜が存在しますが、
紫外線や熱・その他外的要因から痛みが生じ、
黄ばみやくすみ、保護膜のヒビ割れなど、年数劣化によるダメージが現れてきます。
表面の保護膜が痛み、ガサガサした見た目・状態になってしまっております。
こうなってしまうと、
■夜間走行時のライトが薄暗いと感じてしまう
■車検時にヘッドライトの光量不足と判断され不合格になってしまう
これらの問題が生じる恐れがあります。
そのため、まずはこの痛んだ表面を研磨にて修正を施していきます。
今回のような重度の劣化状態の場合は数段階の工程に分けて研磨を行います。
初期のハードポリッシュ時は凸凹とした表面を研ぎ、次の工程への土台を作ります。
そのため上記写真のように白くくすんだ状態になりますが、
このくすみは次の工程でケアをしていきます。
この初期段階で手を抜いてしまうと仕上げの段階で取りきれないダメージが残ってしまい、
最初からやり直すことになりかねませんのでじっくりと磨きをかけていきます。
そして数回、そしてまた数回と、
機材・研磨剤を変え整えていきますと・・・・
このようにクリアな状態に仕上がります。
もちろんこのままでは再び痛んできてしまいますので、保護膜としてコートを施します。
乾燥工程も急激な熱量はポリカーボネート樹脂の変形の恐れがありますから、
温度管理も忘れてはいけません。
当店では非接触型温度計にて
適正温度を管理し硬化を促進致します。
乾燥を終えれば、クリアで美しいヘッドライトの完成です。
劣化具合・状態に応じて対応方法も変わってきます。
また、コートをすれば劣化をしないというわけでは決してありません。
ボディにも同じことが言えますが、
ひどくなる前に早目にケアを施し防止策をとっていくことが大切かと思います。
当店では、ヘッドライトのみのポリッシュ&コーティングもご対応致しております。
同じようにお悩みの方はお気軽にご相談下さいませ。
【車両】
ホンダ・オデッセイ
【施工内容】
■ヘッドライトコーティング
【施工店】
– 洗練された技術で愛車を守る - リボルト静岡
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