BLOG リボルト静岡店ブログ
2024.08.08
濃度100%がどういうものかの検証
完全硬化型の「リボルト・プロ」は、現在流通している一般的な硬化型コーティングよりも分子量を1桁以上小さくしております。これにより塗装の隅々まで、コーティング剤が入り込みアンカーの役割となり、耐久性がアップしています。
リボルト・プロは、コーティング剤のガラス濃度を100%にし無溶剤としています。
今、市場に出回っている硬化型ガラスコーティング剤は溶剤が入っています。
溶剤が入ることで、ガラス濃度を薄めコストパフォーマンスをあげることが出来ますし、施工作業性が良くなります。
今回の濃度100%ということは、
ガラス質自体を多く使いますので、コストパフォーマンスは落ち、作業性も悪くなります。
しかし、我々の目指すところは、量販タイプのように多くの施工店に売り広げることが目的のガラスコーティングではなく、クオリティーが高いコーティングをお客様に提供するという事ですので、そもそもの目指すところが違うのです。
また従来のコーティング剤には溶剤としてトルエンやキシレン、シンナーなどが入っています。
これらは塗料を溶かしてしまったりし、塗装に悪影響を与えることが多々あります。
リボルト・プロ濃度100%・無溶剤のコーティング剤は安心も100%です。
ガラス濃度を100%にしたことによるメリットは、
・膜厚のアップ
・耐久性の向上
・艶・輝きアップ
・硬化時間の短縮
濃度100%・無溶剤のガラスコーティングであるため、塗装に悪影響をおよぼす心配がありません。
上記の中で、特に硬化時間の短縮は素晴らしいです。
濃度が濃くなると硬化時間が長くなりそうな感じですが、逆です。
すぐに硬化することで、お引き渡し後に雨に濡れてもクオリティーの低下にはなりません。
濃度100%がどういうものか、簡単なテストをしてみました。
リボルト・プロのコーティング剤を1円玉の上に垂らしてみました。
2時間後、1円玉の上でカチンカチンに硬化しました。
世の中には硬化型ガラスコーティングと言っておきながら、実際には硬化しないものが多数存在します。私はいろいろな市販の量販タイプのガラスコーティング剤を同じように1円玉に垂らしてテストしてきましたが、ほとんどが硬化しませんでした。
よくあるパターンとしては、
コーティング剤自身が蒸発して消えてしまう。
ガラス濃度が薄すぎるため、溶剤が蒸発した後にはほとんど何も残らない。
白い粉になってしまう。
被膜として不安定なため分子間の結合が出来ずに、白い粉になります。
完全硬化せずにジェル状になるだけ。
完全硬化せずに液体のまま。
安くはない、ガラスコーティングです。
どのコーティングにしようかと迷っていらっしゃる方はぜひとも、そのお店のコーティング剤を1円玉に垂らしたらどうなるか、確認させていただいたらいいと思います。硬化するガラスコーティングか、硬化しないガラスコーティングかということは、施工にあたっての大きな判断基準になると思います。
ちなみに、上記の1円玉の被膜をうまく剥がしてみたのが、下記画像です。
ここまで綺麗に剥がせるのは、濃度100%だからです。
濃度が低いとこうはいきません。
※お車のボディーにコーティングするときには、完全脱脂をしますので、こんな風に剥がれることはありませんし、膜厚はもっと薄くコーティングします。ひび割れたり、剥がれたりすることはありません。
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