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2024.04.18

フィルム透過率を数値で見る/可視光線透過率測定器

 

※現在リボルト静岡では下記内容から
フロントガラス及びフロントドアガラス面へのフィルム施工は見合わせております。

 


 

カーディティーリング専用ウェブメディア CARDE MAGAZINE(カーデマガジン)
「令和5年1月13日 国土交通省自動車局整備課通達 指定自動車整備事業における着色フィルム等が装着された自動車の指導について」
https://magazine.carde.jp/archives/2915

 

要約
・フロントガラス・フロントドアガラスへの着色フィルム(透明フィルム含む)は
可視光線透過率を測る試験装置「可視光線透過率測定器PT-500/PT-50」で透過率の判定が必要となる。
・または運輸支局等又は軽自動車検査協会に現車を持ち込み受検する必要がある。

 

「可視光線透過率測定器PT-500/PT-50」は直接測定法にて道路運送車両の保安基準での「可視光線透過率」を測定できる唯一の可視光線透過率測定器です。
しかしながら厳しい基準と測定精度であることから、車両によっては基準を下回ってしまうケースがあります。
保安基準適合車としてお渡し出来ない可能性が考えられることから
当面の間、フロントガラス及びフロントドアガラス面へのフィルム施工は見合わせとさせていただきます。

 


 

 

 

■フィルム透過率を数値で見る/可視光線透過率測定器

フィルム施工前・施工後の色の濃さを見た目だけでなく数値で測定し、透過率の変化を見比べてみました。
当店では2ユニット式の可視光線透過率測定器を導入しており、周囲の明るさとは無関係に精度の高い測定が可能です。可視光線透過率とは、人間が見える光をガラスやフィルムがどれだけ通すかという値になります。

 

まず、フロントドアへの断熱フィルム施工で気になるポイントと言えば、

・フロントドアのフィルムって車検対応なの?
・施工後のドアガラス透過度は何%減?

このあたりでしょうか。

 

フロントドアに関しては道路運送車両の保安基準によって、窓ガラスの可視光線透過率70%以上であることが定められています。フィルム施工時は必ず可視光線透過率を測定し、車検基準(70%以上)をクリアしているかを確認した上でお客様へお渡ししています。

 

それでは早速みてみましょう。
車両:ポルシェ・ケイマン

 

【フロントドアガラス フィルム施工前】

 

施工前:透過率78.9
そして透明断熱フィルム施工後は・・・

 

【フロントドアガラス フィルム施工後】

 

施工後:透過率77.9

可視光線透過率は約1%減ということで車検基準にもまったく問題ない範囲と言えます。
当店では施工前と施工後に必ず計測するようにしております。
これはお客様に安心してお乗り頂きたいのはもちろんの事、車種や採用されているガラスのメーカーによって元々の透過率が低い車両があるためです。
色付きのスモークフィルムの場合、どんなに薄くても70%は下回ります。
また安価で粗悪なフィルムは、数年で劣化・色褪せが生じてしまい、透過率が著しく低下していまう恐れがあります。
基準に満たないフィルム施工車両は、ディーラー点検やオイル交換の際など、車両入庫お断り!!なんて言われてしまうこともありますので注意してください。

 

フィルム剥がしは、フィルム貼りよりも時間と手間がかかります。
※下記写真は別車両

 

続いてはリアドアガラスへのスモーク断熱フィルムです。
元々プライバシーガラスのためフロントドアガラスと比べると若干ガラス自体が濃い仕様です。

 

車両:レクサス・IS

【リアドアガラス フィルム施工前】

 

施工前:透過率61.3
ここにスモーク断熱フィルム透過率7%を施工致しますと・・・・

 

【リアドアガラス フィルム施工後】

 

施工後:透過率4.3

色付きのガラスにフィルムが加わりますと

フィルム単体の透過率よりも濃い印象が出ますし、数値からもその結果は明らかです。

 

フィルム施工は車両の見た目の印象も大きく変わり、
プライバシー保護や内装品を紫外線から守る役目だけでなくドレスアップ効果としてもおすすめです。フィルムの濃さは6種類の中からお選び頂けますので、お好みに合わせてお申し付け下さいませ。

 

 

■カーフィルム 施工事例
https://www.radius-revolt.com/portal/shizuoka/theme:film

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